おがた 一郎
おがた一郎

春分=龍、天に昇る日

 暑さ寒さも彼岸まで。とは、本当に実感・体感できるフレーズですね。日夜の時間が均等であるだけではなく、日の出の時の日差しの元気さ、長くなった夕暮れのありがたさ、そして日照の強さや明るさも確かなものになります。芽吹きや開花の兆し、全ての生命が、さあこれから、冬の我慢の準備を終えて、躍動の舞台が始まるぞといった躍動感も伝わってきます。春分という時期の自然のバランスの良さが、人間には一番安定的に暮らせる環境なのかもしれません。

 私は今、議員として働かせて頂いた4期16年を終えようとしています。市議会公明党としては、13人目の大役でした。

 時代とともに、求められる議員の資質にも変化があります。私の時は正に、アナログからデジタルへと、IT化が加速度的に進んだ時でした。

 地方の情報もHP検索やインターネットで調べられることができるようになりましたが、一方で、その地方へ直に行かなければ、真の背景も経緯はもとより、失敗談も含め、何よりも本質的な<空気>を掴むことができませんでした。<現場>というものの持つ濃厚な<空気>は、代え難いものです。

 先週仙台市で開かれた「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2015」の授賞式に参加しました。
同時に仙台市内の各所で開催されていた「国連防災世界会議」とともに、そこから世界に発信されるメッセージの背景には、あの東日本大震災の紛れもない被災地としての<現場性>を体験させて頂きました。

 自然も社会も、何事もバランスです。中道です。

 議員生活の最後の、私的ではありますが、<現場>の視察、そして参加の中で、これを体感できたことは望外の幸せです。
これからも一市民として地域の為に、また課題解決の各種のテーマに向かって頑張ってまいります。長い間の皆さまからのお支えに感謝しつつ、引き続きのご支援を、どうぞよろしくお願い致します。